グリーンカード (平成23年10月19日 福田)

会社がお休みの土曜日や日曜日また祝日はほとんど、息子達(長男6年次男3年)の少年サッカー試合、練習を見に行くことが当然の過ごし方となっています。

そんな少年サッカーですが、長男の試合ともなれば大人顔負けのプレーを見せ、また感動を与えてくれます。

その中でも比較的大きな大会が全日本少年サッカー大会。 残念ながら息子のチームは勝ち進みはしましたが、届かず敗退。しかしその中でもずいぶん感動を頂きました。子供達の悔し涙、またそれをこらえる姿、支えるベンチの選手達、コーチまでも最後は涙を見せてしまった姿。

最後に子供たちは、応援に来ていた私たち保護者や、OBに深々と頭を下げました。このシーンは今でも思い出すと涙が出ます。

そんな大会の決勝は、柏レイソルU-12(千葉県代表、以下柏U-12)が延長戦の末5-2で名古屋グランパスU12(愛知県代表、以下名古屋U12)を下して14年ぶり3度目の優勝となる結果。

しかし、結果だけが素晴らしいのではなく・・・ こんな記事が。

”試合終了のホイッスルが響くと、柏U-12の選手は拳を挙げて歓喜。一方で名古屋U12の選手は泣き崩れたが、柏の選手が彼らを抱き起こす場面もあり、試合終了後には主審から両チームの健闘を称えるグリーンカードが掲示されました”と。

グリーンカードとは・・・
使用する場合は主審がプレー中断する必要はなく、中断タイミングが発生した際に対象プレイヤーに対してグリーンカードを出す。出す状況としては頑張った証、負傷選手への(思いやり)対応、規則準拠に対する自己申告、問題行動への抑止行動、チームに対する試合への取り組みなどが評価を受けるものであるとき提示される。

たとえば・・・

6点取られて負けている。でも、やる気を失わずチームメイトにも声を掛け勇気を持って攻め込む。最後まで全力で試合をやり通した。6点も取ってしまったが相手を侮辱するような行動を取らず、最後まで気を抜かずプレーし続けた。

相手のディフェンダーに体当たりして倒してしまった。手を貸して起こし謝り、握手することが出来た。

明らかに自分のファウルで相手が痛がっている。手を上げて審判にアピールした。

イライラしていたチームメイトが、ついに相手選手と怒鳴りあってしまった。引き離してなだめた。

炎天下の試合、ある中心選手が疲弊しているのに気づいた。交代はチームにとって痛いが、給水まではまだ間がある。選手の体調を考え、すぐに交代した。チームメイトも穴を埋めようと必死で頑張った(試合後、選手ではなくチームに提示される)。

審判は選手へのグリーンカード提示の際、簡単な状況説明、褒めること、ポジティブなアクション(笑いかける、キッズならば頭を撫でるなど)をすることも求められている。

 

泣き崩れた小さな体を抱き起す小さな体。

自分の生き方を少し考えさせらました。 震災や、放射能、いろんなことが現在起こっています。その中で、自分ができることは何か、もう一度考えなくてはと思います。


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