老後に関する情報(自分の人生の残り時間を考える)

ご質問

ある企業に勤める50代半ばの男性です。老後がいよいよ現実のものとして目前に迫ってきたとの実感をもっています。私が不安視しているのはコミュニケーションです。会社を辞めてからの他人とのコミュニケーションの選択肢について教えてください。

 

◆人の喜び

現代はインターネットに代表される各種メディアによって、外出しなくてもさまざまな情報が得られます。格段に便利になったとはいえ、すべてを賄いきれるものではありません。未だに直接会って、互いの表情を確かめながら言葉を交わす、その喜びを満たすことは各種メディアではできないはずです。ですからこの場合ネットをきっかけと捉えてみたらどうでしょう。

 

◆自分の性格の把握

ネットは情報を得るには便利です。しかし、その先の生のコミュニケーションでは実際の行動が求められます。その際、自分の性格を客観的に把握することが大事です。老後に自分の情熱や時間を何に費やすにしても、自分に合っていないと長続きしません。「学び」「趣味」「社会貢献」などの代表的なカテゴリーがあっても、そこには無数の選択肢があるのです。

 

◆外出と交流

日本老年医学会の調査(下図)によると、外出もあり交流もある人を基準とすると、男性の場合「外出はあっても交流がない人」、女性の場合「交流はあっても外出がない人」が、4年後の生活機能低下のリスクが最も高いとしています。上記調査は、外出もして、他人との交流がある人が最もリスクが低いという「当然」の結果を示していることを再確認しましょう。

 

人生は長いようで本当に短いものです。しかしながら、死を意識しながら日々を暮らせば、何かをなす時間はあるのです。自分の人生の残り時間を勘案しながら、自分と他者とを最も幸せにできる時間の使い方を是非見つけてください。

 

担当:久米


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